通信指令センターからのお願い

問い合わせ

119番で「さっき消防車がサイレンを鳴らして行ったけど何かありましたか?」といった緊急性のない問い合わせがあります。一度に119番通報を受け付けることができる回線の数は限られています。緊急性のない問い合わせの結果、本当に消防車や救急車を必要としている人が119番を利用できないことがあります。災害の問い合わせについては下記の番号へお願いします。

    ≪災害情報 ≫
 災害情報ダイヤル     (0824)62-5119

いたずら通報(虚偽通報)

いたずら目的の119番通報が後を絶ちません。中には実際に消防車や救急車を出動させ確認しなければならない内容の通報もあります。いたずら目的で119番をすることで消防車や救急車を必要としている人が利用できないことや、消防車や救急車の到着が遅れてしまうこともあります。いたずら目的の通報は法律で禁止されており罰則が科せられることもあります。絶対に行わないでください。

間違えて119番通報した場合

間違えて119番通報したときや、お子さまが誤ってかけてしまった場合は「間違いです」と伝えてください。無言で電話を切断された場合、消防本部では万が一の事態を想定し、電話事業者等に契約者情報を確認して救急車を出動させたり、通信指令センターから確認の電話をかけることがあります。
スマートフォンには、画面ロックが掛かった状態でも119番通報などの緊急通報ができる機能があります。お子さまがさわったり、ポケットやカバンの中で、誤って119番にかけてしまう場合があります。ワンタッチでの誤発信を防ぐため、お使いのスマートフォンのソフトウェアを最新のものにアップデートしてください。アップデート方法については各携帯会社へ問合せ下さい。

サイレンを鳴らさないで

救急車を要請される際に「近所に迷惑だからサイレンを鳴らさないで来てほしい。」と言われることがあります。緊急走行する場合、サイレンを鳴らして走行することが道路交通法で定められています。法律で定められている理由のひとつには、「緊急自動車が近くを走行しています。注意してください。」と周囲の車や歩行者などへ注意を呼びかけ、安全に配慮してもらう意味が込められています。サイレン吹鳴へのご理解をお願いいたします。

早く来て!!!

119番に通報される方の中には「住所は○○町××番地です。早く来て!」とだけ告げて電話を切ってしまう方もおられます。これでは火事か救急かわかりません。
緊急時にあせる気持ちはよくわかります。しかし電話を呼び返したり、近所の人に確認をお願いしたりすることで、結果として出動までに時間を要する場合があります。係員が通報の聴き取りをしている間、消防車や救急車は出動するための準備をしています。あわてずに119番へ通報し、落ち着いて係員の質問に対して正確に答えることが、最も効率よく消防車や救急車を呼ぶ方法なのです。

携帯電話からの119番通報について

携帯電話、スマートフォンからの119番通報は、ある程度の通報位置を表示しますが、その場所や機種によって異なります。GPS機能が付いていれば、GPS機能を有効にして住所や目標物となる建物などを教えてください。
車を運転中の通報は大変危険です。必ず安全な場所に停車してから119番通報してください。通報が終わっても、消防本部から再度聞き直したりするときがあるので電源を切らないでください。できれば消防隊、救急隊が到着するまでは緊急な通話以外は控えてください。
携帯電話スマートフォンは、電波の状況によっては通話が途切れてしまうことがあります。また、市境付近で通報すると隣接の消防本部に繋がる時があります。その場合には備北地区消防組合通信指令センターへ電話転送されますので係員の指示に従ってください。
近くに公衆電話や固定電話がある場合は、そちらから119番通報してください。確実に場所を特定できます。